技術史関係へ

林産工学教室関係

 林産工学科は、昭和40(1965)年に農学部第8番目の学科として設立された。京都大学における木材研究機関としては、木材研究所がすでに設置されていた。『京都大学七十年史』には「林学第一講座(後の木材工学講座)の飛行機用木材の研究は、昭和19年の京大附属木材研究所設置へと発展した」と述べられている。この木材研究所を改組することなく、本学科の設立が実現したことは、林産工学の分野における我が国随一の規模の教育・研究機関としての今日の発展を可能にしたものである。

[保存資料一覧]

工作機械、測定器、試験機、計算機
 品名製造国製造会社製造年大きさ重量点数
1エーメンドルフ引き裂き試験機日本島津製作所1939280×580×3801.0t1
2ショッパー型耐折試験機   380×420×2700.5t1
3木工用丸鋸盤アメリカ 大正末か昭和初期1000×1000×12001.0t1
4木工用帯鋸盤アメリカ 大正末か昭和初期1000×1000×20000.5t1
5木工用旋盤アメリカ 大正末か昭和初期2000×500×1200 1
6木工用スピンドルディスクサンダーアメリカ 大正末か昭和初期1000×1000×1200 1
 
資料、設計図等
7手漉き和紙見本帳  昭和45年295×420×60 1