圧倒的な生物多様性を誇るボルネオ島の熱帯雨林。その複雑な生態系の仕組みを解き明かそうと、ランビル国立公園では、1992年から日本人研究者が調査を行って来ました。
このシンポジウムでは、20年間で何が明らかになったのか、これからどのような研究が必要なのか、いろいろな分野の研究者が議論します。
(画像をクリックしていただくとチラシ(pdf)をダウンロードしていただけます)
日時
2012年12月8日(土)13:00~16:45
会場
京都大学 稲盛財団記念館大会議室
(※会場は総合博物館ではございません。詳しくはチラシの地図をご覧ください)
参加費
無料
プログラム
13:00-13:10 開会のあいさつ
永益 英敏(京都大学総合博物館)
【基調講演】
13:10-13:50 ランビル熱帯林研究20年史
中静 透(東北大学大学院・生命科学研究科)
13:50-14:30 水循環を介したボルネオ島の熱帯雨林と気候の相互作用
安成 哲三(名古屋大学・地球水循環研究センター)
(休憩 15分)
【14:45-15:45 セッション1】
大面積調査区を使ったランビル熱帯雨林の構造・動態研究
伊東 明(大阪市立大学大学院・理学研究科)
ランビルの一斉開花研究
酒井 章子(総合地球環境学研究所)
林冠の昆虫研究20年
市岡 孝朗(京都大学大学院・地球環境学堂)
(休憩 15分)
【16:00-16:40 セッション2】
熱帯樹木の生理生態 -熱帯環境への適応戦略を探る-
市栄 智明(高知大学・農学部)
ランビルにおける気象・水文・水質研究のこれまでとこれから
蔵治 光一郎(東京大学・大学院農学生命科学研究科)
16:40-16:45 閉会のあいさつ
お問い合せ先
総合地球環境学研究所 酒井章子
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4
tel: 075-707-2302 Fax: 075-707-2507
E-mail: shokosakai[at]chikyu.ac.jp
※@を[at]に置き換えて表記しています
共催
サラワク熱帯林研究コンソーシアム
京都大学総合博物館
総合地球環境学研究所プロジェクト「人間活動下の生態系ネットワークの再生と崩壊」