企画展・特別展

平成28年度特別展「ねむり展」眠れるものの文化誌

開催期間:
 
平成28年度特別展

 人はいつ、どこで、どうやって眠ってきたのか?

ねむり展 眠れるものの文化誌 

 本展は、わたしたちに欠かせない睡眠文化の多様性と進化について、睡眠文化と睡眠科学の研究者が協力し、学際的かつ文理融合的視点から迫った展示です。世界の多様な「諸民族の寝具」や産業革命以降、定刻に目覚めなければならなくなったために開発された「起こす装置」などを紹介します。また、チンパンジーのベッドに着想を得た究極の快適睡眠を目指す未来型の「人類進化ベッド」も初公開します。地域研究・人類学・霊長類学のフィールドの成果を活用した睡眠文化研究の多様さをぜひ楽しんでください。

  

主催:京都大学総合博物館、京都大学アフリカ地域研究資料センター
共催:NPO法人睡眠文化研究会
協力:国立民族博物館、国際日本文化研究センター、京都精華大学国際漫画研究センター、株式会社イワタ、世界睡眠会議
 
●画像をクリックするとPDFで詳細をご覧いただけます●

関連イベント 

 
★睡眠文化シンポジウム 
「新しいねむりに目を覚まそう‐人類進化と眠りの多様性を求めて‐」
 京都大学総長であり、霊長類研究者の第一人者である山極寿一氏、文化人類学者で睡眠文化研究会理事の重田眞義氏、霊長類(特にチンパンジー)研究者の座馬耕一郎氏、そしてロボット研究で世界的に活躍する石黒浩氏らを迎えて、ヒトの睡眠の進化と多様性を読み解き、未来を語るシンポジウム。

パネリスト:山極寿一(京都大学総長)/石黒浩大阪大学基礎工学研究科教授(特別教授)&ATR石黒浩特別研究室室長(ATRフェロー))/座馬耕一郎(京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員)/重田眞義(京都大学アフリカ地域研究センター長)

日時2016年4月10日(日) 第1部:15:00~17:00(受付14:30~)  

場所:京都大学百周年記念時計台記念館1階 百周年記念ホール

参加:参加費無料 申込み不要(直接会場へお越しください)定員:500名

 
★ギャラリートーク
「チンパンジーはベッド職人」

講師: 座馬耕一郎(京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員)

日時:2016年4月9日(土)/2016年5月14日(土)14:00~14:45

場所:総合博物館1階 ミューズラボ

参加:参加費無料 申込み不要(但し、博物館への入館料は必要)

   先着40名
 
★ワークショップ
「チンパンジーのベッドを作ってみよう」

※たくさんのお申込みをいただきありがとうございました。両日とも、定員に達しましたので申込みを締め切らせていただきます。

日時:2016年4月9日(土)/2016年5月14日(土)15:00~16:00

場所:総合博物館1階 ミュゼップ中庭

講師:座馬耕一郎(京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員)

定員:15名(申込み先着順 )

参加:参加希望の方はメールでお申込みください。
   chimpanzeebed*gmail.com (*を@に変更)
   ・メールの件名「チンパンジーワークショップ」   
   ・参加希望日(4月9日または5月14日)/お名前/人数をご記入ください

※枝の上で寝転びます。汚れてもいい服装でお越しください。

※12歳以下のお子様は保護者と同伴でお願いします。

 

★セミナー

快眠セミナー「眠りにつまずいてしまったらー睡眠障害への処方箋ー」

睡眠をめぐるトラブルは心の病気とも関係が深い問題。心療内科医でありNPO睡眠文化研究会理事の中川晶教授による、眠れない現代人へのアドバイス。

講師:中川晶(なかがわ中之島クリニック院長・NPO睡眠文化研究会理事)

日時:2016年4月23日(土)13:00~14:30

場所:京大総合博物館2階 セミナー室

参加:無料(但し、博物館内への入館料は必要)

主催:ねむり展実行委員会・NPO睡眠文化研究会
 

睡眠文化対談「京の夢文化と魔の時間」

民俗学者で異界に関する研究で知られる小松和彦氏(日本国際文化研究センター所長)を迎えて、かつて京都で行われていた「夢にまつわる習慣」、「夢の文化」について、睡眠文化研究会理事の藤本憲一氏との対談。

講師:小松和彦(国際日本文化研究センター所長)
   藤本憲一(武庫川女子大学教授・NPO睡眠文化研究会理事)

日時:2016年5月15日(日)14:00~15:00

場所:京大総合博物館1階 ミューズラボ

参加:無料(但し、博物館への入館料は必要)

主催:ねむり展実行委員会・NPO睡眠文化研究会