企画展・特別展

ICOM京都大会関連特別展「洛中洛外図屏風を愉しむ-絵画資料に親しむ方法の開発-」

開催期間:

ICOM京都大会関連特別展

「洛中洛外図屏風を愉しむ-絵画資料に親しむ方法の開発-」

京都大学と凸版印刷株式会社は、2018年度から共同事業「次世代文化情報プラットフォーム構想の研究」を行っています。

 本研究は、凸版印刷株式会社が東京国立博物館所蔵の国宝舟木本「洛中洛外図屏風」(※)を最新の技術を駆使して撮影した高精細デジタル画像を素材として、その効果的な活用方法を開発することにより、日本の文化財の活用の新たな可能性を開拓することを目的としています。

 研究はまだ途上ではありますが、ICOM京都大会が開催されることを記念して、本展覧会において、これまでの成果の一部を公開するものです。

※国宝舟木本「洛中洛外図屏風」:岩佐又兵衛の作と伝える17世紀初頭の京都を描いた屏風。他の「洛中洛外図屏風」には見られない、生き生きとした人物の描写を特徴としています。

ICOM京都大会関連特別展「洛中洛外図屏風を愉しむ-絵画資料に親しむ方法の開発-」

●画像をクリックしていただくとチラシ(pdf)をダウンロードしていただけます●

主催:京都大学総合博物館

協力:凸版印刷株式会社・東京国立博物館

展示構成

●触って愉しむ

 本研究で開発したゲームや探索システムを使って洛中洛外図屏風の世界をお楽しみいただけます。

●見て愉しむ

 大型スクリーンに「洛中洛外図屏風」を映し出し、江戸時代の京の様子をじっくりと鑑賞いただけます。

※高精細画像を用いて作成した実物大のレプリカも展示します。舟木本洛中洛外図屏風を間近にご覧いただけます。