実施日:
インド亜大陸とアジア大陸の衝突の結果、アジア大陸の真ん中に標高8000mに達するヒマラヤ山脈と平均標高4500mの広大なチベット高原が出現しました。対流圏の上部に達する巨大な地形の高まりができた結果、湿潤なモンスーンアジアと乾燥した中央アジアが生まれました。この講演ではヒマラヤ山脈の上昇に伴い、モンスーン気候が造られていったプロセスについて、最新の研究成果をまじえながらお話します。
スピーカー
酒井 治孝 先生
(京都大学大学理学研究科・教授)
日時
2013年5月12日(日)10時30分~12時00分
※開催日が日曜日になりますのでご注意ください
場所
京都大学総合博物館 ミューズラボ
先生からのメッセージ
日本列島には、夏になると暖かく湿った南東の風が、冬になると北西の冷たい風が吹きつけます。このように季節毎に風向が反対になることを「季節風(モンスーン)」と呼んでいます。では何故、季節風は吹くのでしょうか。その秘密はヒマラヤ山脈とチベット高原に隠されています。
申し込み
不要です。直接博物館へお越しください
対象
小学生高学年以上(小学生の場合には保護者同伴)
参加費
無料です。ただし、博物館への入館料は必要です
問い合わせ先
〒606-8501
京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
TEL 075-753-3272