実施日:
我が国では,1876年5月10日,日本で初めて広域的な地質図が作成されたのにちなみ,毎年5月10日が「地質の日」と定められていて,各地の地質学に関係する大学や博物館で関連イベントが催されています.京都大学でも,理学研究科地質学鉱物学教室の院生・学部生が主体となり,毎年地質の日に関連したイベント「大地は語る」を京都大学総合博物館と共催で実施しています.
今年は「地球に色を塗る」をテーマに据えました.「色を塗る」とは,事象を「類型化」すると同時に他との「違いを明確化する」ことです.「色を塗る」ことによって,地球を構成する岩石や鉱物,地層など地球が長い歴史の中で残してきた“素材”から,我々はその歴史や形成のメカニズムを“可視化”することができます.地質学に関連する諸科学分野が,どのように“地球に色を塗”り,そこからどのようなことがわかるのか― 教員とともに京大の院生・学部生が日々取り組んでいる研究の一端をご覧いただきたく存じます.
(画像をクリックしていただくとチラシ(pdfファイル)をダウンロードしていただけます)
開催日
2014年5月17日(土)、18日(日)
場所
京都大学総合博物館 1階ロビー
参加費
無料(ただし、博物館の入館料が必要です)
予定しているプログラム
- 偏光顕微鏡体験
- 鉱物折り紙体験
- 鍾乳石関連の展示
- 堆積実験体験
- 化石標本展示(最新の発見を含む)
- 分光器作成体験
- 教員や学生による講演
- 京都大学理学研究科地質学鉱物学教室の研究紹介
詳細
こちらをご覧ください(情報を随時更新しています)
主催
京都大学理学研究科地質学鉱物学教室・京都大学総合博物館(共催)