イベント

「量子」の世界はどのように生まれたか

実施日:

 ミクロ世界を考えるための道具立て、量子力学は「量子」という概念を基礎に構築されました。「量子」概念は1900年にドイツの理論物理学者プランクによって生み出されましたが、その誕生は熱放射という赤外線領域を主とする光を精確に測定・実験できるようになったことの結果でもありました。講演では、19世紀末ドイツの熱放射実験に着目しながら、「量子」概念の誕生物語を示します。

(画像をクリックしていただくと「チラシ(pdf)」をダウンロードしていただけます)

スピーカー

  小長谷 大介先生 (龍谷大学経営学部)

 日時

 2015年12月12日(土)10時30分~12時00分 

場所

  京都大学総合博物館 ミューズラボ

スピーカーからのメッセージ

 私たちの日常生活には携帯電話、PCをはじめとする多くの電化製品があふれています。こうした電化製品の原理には「量子」という概念がたいへん重要です。「量子」という考え方は約100年前にどのようにして生み出されたのか、当時の科学者たちの苦悩をくみとりながらその誕生物語を見ていきましょう。

申し込み

 不要

対象

 小学生高学年以上(小学生の場合には保護者同伴)

参加費

 無料。ただし、博物館への入館料は必要

問い合わせ先
 〒606-8501
 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
 TEL 075-753-3272