企画展・特別展

学問の礎を受け継ぐー文科大学陳列館からの出発

開催期間:

※11月8日(土)の講演会は事前申込不要・当日先着順に変更いたしました。ご興味ある方はぜひお越しください。(2014年11月5日)

学問の礎を受け継ぐ 
 ー文科大学陳列館からの出発

 陳列館創設100年を記念する今回の企画展では、京都大学における大学博物館の先駆的取り組みを振り返りながら、修理保全事業の成果とともにこれまで蒐集してきた文化史標本を展観し、かけがえのない文化財を未来へ伝える大学博物館の営みをご紹介します。

 今から遡ること100年、京都の地で日本初の大学博物館が産声をあげました。京都帝国大学が、資料を保管し研究に資するために、文科大学に陳列館という名の博物館を建設したのです。以来、考古学、歴史学、地理学など、さまざまな分野の資料を蒐集し、その資料の豊富さと学術標本としての価値の高さは世界の学界に知られてきました。陳列館以来の研究・教育と密着した特色ある蒐集・展示活動を引き継ぎ、総合博物館が誕生したのは、1997年。学術標本を国民的財産ととらえ、その保全と研究・教育の深化、そして研究成果の公開を三つの柱として、活発な活動を続けています。

主催:京都大学総合博物館
共催:京都大学大学院文学研究科、京都大学大学文書館

 

※左側の画像をクリックするとPDFで開きます。

関連講演会

「帝国大学・文学部・陳列館」 西山伸(大学文書館・教授)

日時:11月8日(土) 13:30~15:00(13:00開場)
場所:総合博物館本館3階 講演室
対象:どなたでもご参加いただけます。
参加費:無料(ただし、博物館への入館料は必要)
定員:70名(事前申込制・当日先着順)
申込方法:お名前・年齢・ご連絡先(電話番号)を明記の上、以下のアドレスまでお申込ください。(11月6日(木))申込締切)
 京都大学総合博物館 info(at)inet.museum.kyoto-u.ac.jp
 ※@を(at)に置き換えて表示しています。
その他:講演会後、展示会場にて岩崎奈緒子(総合博物館・教授)による展示解説を行います。

ジュニア考古学ワークショップ
「森と木と、弥生人の暮らし-飾り板の復元ミニチュアをつくろう!」

日時:11月16日(日)13:00~16:00
場所:総合博物館2階 セミナー室
対象:小学生~大人(小学生は保護者同伴)
参加費:無料(ただし、博物館への入館料は必要)
定員:20名(事前申込制・先着順)
申込方法:お名前(同伴者名も含め)・年齢・ご連絡先(電話番号)を明記の上、以下のアドレスまでお申込ください。(11月13日(木))申込締切)
 京都大学総合博物館 info(at)inet.museum.kyoto-u.ac.jp
 ※@を(at)に置き換えて表示しています。
内容:70年前に、奈良の唐古池から発掘された、弥生時代の木工品。
   ーそれらはどのような技術で作られたのだろう?
   ー森のめぐみ、木を利用した弥生人の暮らしとは?
   若手研究者が最新の研究成果をわかりやすく語ります。
   3次元情報から復元した「飾り板」のミニチュアも作成します。
プログラム:
 13:00~ ご挨拶
 13:10  ミニ・レクチャー1「京都大学における考古学の歩みと唐古遺跡」
                    妹尾裕介(総合博物館・研究員)
       ミニ・レクチャー2「唐古木製品の考古学・自然科学の調査」
        村上由美子(総合地球環境学研究所・プロジェクト研究員)
 14:10~14:30 休憩・展示会場見学
 14:30  ワークショップ「飾り板のミニチュアを作成しよう!」
 16:00  終了予定

※ワークショップ内容がポスター・チラシ内容から変更になっております。ご了承ください。

学生展示解説ガイド

週末は本学学生による展示解説ガイドを行います。

日にち:毎週土曜日・日曜日
時間:1日2回 13:30~、15:00~(各回30分程度)
  ※11月1日(土)は1日3回 11:00~、13:30~、15:00~
  ※11月8日(土)は1日1回 13:00~のみ
場所:総合博物館本館2階 第1企画展示室