企画展・特別展

『思考の肖像』-美術と科学のダイアグラム-

開催期間:

『思考の肖像』- 美術と科学のダイアグラム-

Portraits of Thought: Diagrams in Art and Science

マイケル・ウィッテル

Michael Whittle

今回の展覧会「思考の肖像」ではアーティストであり、ダイアグラム研究者としても活躍するマイケル・ウィッテルが収集した、科学と数学の分野における創造的で神秘的なダイアグラムのコレクションとウィッテル自身の作品を展示します。

 古くはルネサンス期に描かれた人類の叡智の木の図から、新しくは近年発見された神の粒子(ヒッグス粒子)や宇宙の始まりを物語るビッグバンのエコー図まで、多岐に渡るダイアグラムのコレクションをご覧いただきます。

 ウィッテル自身の作品は、現代美術と科学の融合を表現したダイアグラム的ドローイングのシリーズです。その内いくつかの作品は、京都大学iCeMSの研究室の協力を得て制作され、それはウィッテルが科学者達と最新の研究や発見について語り、アーティストとして疑問を投げかけながら追求してきた成果でもあります。

 彼が新たに掲げるテーマ「空想主義的客観性に基づく科学的詩学」(romantic-objective poetics of science)の成果を大いに体感することができるでしょう。

 

『思考の肖像』-美術と科学のダイアグラム-

 

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主催:京都大学総合博物館

協賛:公益財団法人 テルモ生命科学芸術財団

助成:一般財団法人 中辻創智社

協力:HAPS東山アーティスツ・プレイスメント・サービス

   京都大学高等研究院 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)