2025年度企画展 文化財発掘Ⅻ
模型からみる文化遺産
会期:2026年3月11日(水)~6月14日(日)
第12回目となる「文化財発掘」では、明治時代末から昭和10年代にかけて製作された模型に焦点を当て、考古資料の記録・研究・普及において果たした役割を解き明かします。日本で最初の考古学講座開講のためロンドン大学に留学した濱田耕作は、模型の役割と意義を学びました。
帰国した濱田はパルテノン神殿の模型を自作し、その後の調査研究と関連して、さまざまな模型を製作・購入しました。また、陳列館が収集した世界各地の考古資料をもとに、島津製作所や上野製作所で作られた模型は、教材として各地に販売されました。
今回の企画展では、京都大学が所蔵する主要な文化遺産模型および関連資料を展示して、模型製作の目的や、その学術的意味を明らかにすることで、模型のもつ資料的価値を再評価したいと思います。

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主催:京都大学総合博物館
京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター
後援:島津製作所 創業記念資料館、京都府教育委員会、京都市教育委員会
関連講演会 [要事前申込]
第1回 2026年4月4日(土)13時30分~15時30分(開場:13時00分)
●吉井秀夫(京都大学大学院文学研究科)
「なぜ濱田耕作は文化遺産の模型を製作したのか」
●上野祥史(国立歴史民俗博物館)
「ものとひととの距離—3D情報は何を変えるか—」
第2回 2026年5月30日(土)13時30分~15時30分(開場:13時00分)
●平田健(東京都教育委員会・(公財)古代学協会)
「考古学・人類学模型標本の歴史とその利用実態」
●川勝美早子(島津製作所 創業記念資料館)
「島津製作所標本部の活動について」
※会場はいずれも京都大学総合博物館北館3階講演室
※参加費:無料 ただし博物館観覧料は必要
※事前の申込が必要です。こちらのフォームから申込をお願いします。