開催期間:
御土居は、高さ3mほど、全長約23kmに及ぶ、大規模で分厚い土の壁です。豊臣秀吉が築造して以来、250年余りの長きにわたって、京都の町を囲んでいました。しかしその御土居も、明治に入って破壊が進んだため、今ではごくわずかしか残っていません。この度京都大学総合博物館は、文化庁の支援の元、同大学工学研究科で開発されたデジタル・スキャンの最新技術を用いて、デジタル空間に御土居をよみがえらせることとなりました。本展覧会は、そのコンテンツが完成したことを記念して開催するものです。この機会に、忘れられた京都の歴史へ思いを馳せてみてはどうでしょうか。
記念講演会
日時 | 2010年2月6日(土) 13;00~16:00 |
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場所 | 京都大学総合博物館 ミューズ・ラボ |
「御土居と朝鮮出兵」 藤井 譲治(京都大学文学研究科教授) 「幕末の御土居」 岩崎 奈緒子(京都大学総合博物館教授) |
※事前の申し込みは不要です。直接博物館へお越しください。