企画展・特別展

2020年度特別展・京都大学iPS細胞研究所(CiRA)設立10周年記念展示「iPS細胞、軌跡(キセキ)と未来(ミライ)」

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2020年度特別展 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)設立10周年記念展示

iPS細胞、軌跡(キセキ)と未来(ミライ)

 山中伸弥教授のグループが2006年に開発したiPS細胞は、世界に驚きを持って迎えられました。この細胞を使って、世に新たな治療法を送り出すため、また、まだ見ぬ生命の謎を解き明かすため、2010年、京都大学は「iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)」を設立しました。

CiRAは、山中所長が空間・組織などの設計に細部までこだわった機関で、新たな研究所のモデルとなることを目指しています。設立からの10年間で、当初の150名から現在の600名規模へと成長し、iPS細胞の医療応用も近づきつつあります。この歩みは、患者さん、政府、企業、市民の理解と支援によって、はじめて実現できたことです。

本展示では、CiRAで働くさまざまな専門家とCiRAに関わる人たちにスポットライトを当てながら、CiRAの10年の軌跡、そして未来への挑戦を紹介します。

●画像をクリックするとチラシ(PDF)をダウンロードしていただけます●

展示構成

●CiRAが歩んだ歴史

「iPS細胞を医療に」という目標に掲げて歩みだしたCiRA。10年間の地道な研究によって、現在、治療法開発への糸口を見いだしつつあります。医療応用への課題を克服し、新たな発見を積み重ねてきた歴史をひもときます。

●人とデータで見るCiRA

普段は知る機会のないCiRAの職員たちの素顔。仕事の内容ややりがい、趣味などから、多面的にその姿を描き出します。また、CiRAから発表された論文の数など、この10年間でのCiRAの成長を示すデータをご覧いただけます。

●CiRAの仕事

CiRAで行われている研究は、生命現象のしくみを解き明かす基礎的なものから、臨床応用を見据えたものまで多岐にわたります。また、研究者が力を発揮できる環境を整えるために、実験機器の管理、特許、寄付募集の専門家が脇を固めています。それぞれの専門家の仕事とチームワークを描き出します。

●CiRAが目指す未来

研究が着実に進展してきた一方で、iPS細胞の医療応用にあたり、未解決の課題も数多く残されています。これらの課題を克服するためのCiRAの挑戦と、CiRAが目指す未来をお伝えします。

●CiRAの研究員になろう

CiRAで使われている実験用具やオリジナル白衣のほか、CiRAで開発された教材などを体験いただけます。また、来場者の皆さんがコメントを書き込むことで作品を作り上げていく参加型の企画も行います。