イベント

学術映像博2009 特集「学術研究にとって映画とは?映像作家と研究者の共同とは?映画祭と学術機関の関係構築はいかに?」 トークイベント

実施日:

岡田一男氏と定村武士氏に、科学映画・医療映画について、第一線で活躍してきた制作者の立場からご講演いただきます

講演「科学映画を語る-制作者の立場から-」

講演者

岡田一男(東京シネマ新社・プロデューサー)

日時

2009年10月24日(土) 13時00分~14時30分

場所

京都大学総合博物館 2階企画展示室上映スペース

講演概要

目下、完成を急いでいる、「クリスタルボール タマクラゲの生活史」は、ヒドロ虫がつくる傘幅2㎜、肉眼で見えるか見えないかの小さなクラゲを扱っている。東京シネマ新社としては初めてHDV機器による収録を中心に、この生きものに再チャレンジした。テーマ選択、研究者と映像製作スタッフとの関係、技術上の問題-撮影機器、ポストプロの問題など、デジタルビデオ時代における学術映像のあり方を様々な角度から考えてみたい。

講演「医療映像とドキュメンタリー」

講演者

定村武士(科学技術映像祭審査委員、JSTサイエンスチャンネル放送番組委員会委員)

日時

2009年10月24日(土) 14時40分~16時10分

場所

京都大学総合博物館 2階企画展示室上映スペース

講演概要

医学映像を言われるものには、「基礎医学」「臨床医学」の研究、「薬学の進歩」それに「人体そのものの研究」等があるが、それ以外にも、「医療の歴史」等を広く一般に知ってもらおうといった作品もある。今回は、医療の世界で広く語られ始めている「EBM(根拠に基づく医療)」について制作した三作品を中心に、その問題点について考えてみたい。更には科学映像そのものの本質にも論及したい。