実施日:
かつて室町の京に100メートルを超える巨大な塔が建っていた。室町時代のシンボルタワーだったこの巨大な塔が、どういう目的で建てられたのかを、天龍寺や相国寺の造営の問題なども含んで当時の政治や社会、経済の状況を踏まえた上で解き明かすことにしたい。
スピーカー
早島 大祐先生
文学研究科 助教
日時
2010年9月11日 (土) 10時30分~12時00分
場所
京都大学総合博物館 ミューズ・ラボ
先生からのメッセージ
最近、建造中の第二東京タワー=東京スカイツリーが話題ですが、その中では塔の高さにも注目が集まります。事情は今から六百年ほどまえの室町時代でも同様でしたが、なぜ当時の人々は高い塔を建てようとしたのでしょうか。このような問題意識から、従来、関心が低かった室町時代史についてお話しようと思います。いうならば巨大建造物から見た日本歴史の一齣です。
申し込み
不要です。直接博物館へお越しください
対象
小学生高学年以上(小学生の場合には保護者同伴)
参加費
無料です。ただし、博物館への入館料は必要です
問い合わせ先
〒606-8501
京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
TEL 075-753-3272