実施日:
江戸時代に長門国大津郡(現・山口県長門市)で展開した鯨の弔い儀礼を取り上げます。特に、浄土宗の鯨回向という儀礼が担った役割について、他宗派との比較も交えつつ明らかにします。それを通じて江戸時代人と仏教との関係を考えてみたいと思います。
スピーカー
上野 大輔 先生
京都大学人文科学研究所・日本学術振興会特別研究員
先生からのメッセージ
今回取り上げる地域は、童謡詩人金子みすゞの故郷でもあります。彼女は「鯨法会」という詩も作っています。講演はきっと、この「鯨法会」と鯨回向との違い、ひいては文化の多様性と共通性をも示唆するものとなるでしょう。
日時
2011年9月10日(土)10時30分~12時00分
※台風の影響により、上記日程に延期になりました。
2011年9月3日(土)10時30分~12時00分
場所
京都大学総合博物館 ミューズ・ラボ
申し込み
不要です。直接博物館へお越しください
対象
小学生高学年以上(小学生の場合には保護者同伴)
参加費
無料です。ただし、博物館への入館料は必要です
問い合わせ先
〒606-8501
京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
TEL 075-753-3272