実施日:
5月10日は、1876(明治9)年,ライマンらによって日本で初めて広域的な地質図、200万分の1「日本蝦夷地質要略之図」が作成された日です。また、1878(明治11)年のこの日は、地質の調査を扱う組織(内務省地理局地質課)が定められた日でもあります。
(独立行政法人 産業技術総合研究所地質調査総合センターホームページより)
この「地質の日」を記念して、毎年恒例となりました「地質の日」記念企画展を今年も開催します。
日時
2013年5月11日(土)、12日(日)
場所
京都大学総合博物館 1階 ホール
イベントの概要
学生が主体となって企画する非常に珍しいイベントです.学生が普段研究している内容を公開します。研究をただ紹介するだけでなく、体験企画や日夜研究に励んでいる大学院生、教員の講演も行います。京都大学の地鉱教室が取り組んでいる最新の研究内容を一般の方にも分かりやすいようにお話しします。
研究者たちの生の声が聞けるまたとないチャンスです。もちろん皆様からの質問・疑問にもその場でバッチリ回答いたします。
最先端の研究に触れるチャンスです。この機会に、普段の生活では得られない貴重な体験をしてみませんか?
イベントの詳細(2013.04.18更新)
<大地を見る、さわる。~体験・展示コーナー~>
- 切断面から見る、モノの歴史
- 水槽実験~川の地層をつくろう~
- 分光器をつくろう~光のふしぎな性質~
- 京都大学周辺の地質ガイド
・・など見てさわれる展示多数
<大地を知る。~ミニ講義企画~>
(5月11日)
- 10:30~12:00 「南極に6億年前の大陸衝突帯を求めて」
- 13:00~13:30 「大陸衝突帯下部地殻で見られる塩素に富む流体活動~岩石からよみとれること」
- 13:30~14:00 「プロジェクトThis Section ~30ミクロンにかける青春」
(5月12日)
- 10:30~12:00 「ヒマラヤ山脈の上昇とモンスーンの誕生」
- 13:00~13:30 「太陽系の成り立ちを鉱物学からアプローチ」
- 13:30~14:00 「レッツゴーフィールド」
- 14:00~14:30 「岩心あれば水心~地球の中の水の話~」
申し込み
不要です 直接博物館にお越しください
参加費
無料です。ただし、博物館への入館料は必要です
問い合わせ先
京都大学総合博物館
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
TEL: 075-753-3272
主催
理学研究科地質学鉱物学教室、京都大学総合博物館