2025年度特別展
夢幻のかたち
ー 数理の生み出す美と不思議 ー
会期:2025年7月30日(水)~8月31日(日)
本展示のテーマは、数学の生み出す形と物理現象の生み出す動きの美しさや不思議さです。数理的な内容をそのまま説明するのではなく、芸術的なオブジェやインタラクティブな活動、パフォーマンスなどに昇華させることで、訪れた方々にその魅力と驚きを感じていただけるように工夫しています。
数学の様々な奥深い概念 – 無限、フラクタル、多面体、曲面、射影、周期、軌跡、4次元など-を多彩な視点から体感いただけます。これらの体験を通じて、数学や自然の持つ神秘に触れ、さらには「この背後にある数学って何だろう?」と興味をもつきっかけになればと願っています。
※タイトルの「夢幻」は「無限」という概念にインスパイアして名付けられました。今回展示するイマジナリーキューブを用いたさまざまな造形や、球体・円筒などを使ったオリジナルのジャグリングのイメージも掛け合わされています。※

●画像をクリックしていただくとチラシのPDFをご覧いただけます●
主催:京都大学総合博物館
共催:京都大学大学院人間・環境学研究科学術越境センター
後援:京都府教育委員会、京都市教育委員会
特別展関連イベント
展示品の監修・製作を行う立木秀樹(京都大学大学院人間・環境学研究科)、松浦昭洋(東京電機大学)両教授による講演ならびに実演を次のとおり予定しています。下記以外の日でも、随時展示解説を行います。詳細はHPならびに1階受付にてお知らせいたします。
展示解説とジャグリングの実演
開催日
2025年8月7日(木)、8日(金)
会場
南館2階 企画展示室内
スケジュール
10時30分 イマジナリーキューブの解説(立木)
11時00分 ジャグリングの実演、解説(松浦)
13時30分 イマジナリーキューブの解説(立木)
14時00分 ジャグリングの実演、解説(松浦)
※各回の解説は30分程度、ジャグリングの実演は20分程度※
講演イベント
開催日
2025年8月10日(日)
会場
南館1階 ミューズラボ
プログラム
13時00分~13時50分「イマジナリーキューブ」(立木)
14時00分~14時50分「宙に描くかたち:数理が拓くジャグリングの新世界」(松浦)