企画展・特別展

マリア十五玄義図の探究

開催期間:

 

大正期以来、京都大学では「マリア十五玄義図」の研究をたゆみなく進めてきました。本展覧会では、江戸時代の厳しい禁教下、摂津国のキリシタンが大切に受け継いできた二つの「マリア十五玄義図」と、1990年代の国立歴史民俗博物館との共同研究が生み出した再現模写の三つのマリア像を一堂に展観し、京都大学研究資源アーカイブに新しく加わったデジタルコレクションとともに、研究の歴史を紹介します。
この展覧会は、京都大学総合博物館と国立歴史民俗博物館とが共同して企画しました。
なお、現在、茨木市立文化財資料館とキリシタン遺物史料館では、「世界へ羽ばたけ キリシタン遺産」展を開催中です。茨木市から発見された数々のキリシタン遺物を集めた展示です。個人蔵のものや東大所蔵のものが含まれており、日頃目にすることのできない品々が展示されています。
当館と上記2館の展示を御覧になった方に、特製の景品をさしあげるスタンプラリーも実施しています。どうぞご参加ください。

 

 

 
 
画像をクリックしていただくと、チラシをダウンロードすることができます
 
 
講演会

「マリア十五玄義図」は語る

日時:2013年1月26日(土)13時~15時30分

場所:京都大学総合博物館 講演室

●京都大学人文科学研究所教授 高木博志

「茨木キリシタン遺物の発見ー大正期の地域と学問ー」

●東京国立博物館学芸研究部保存修復課長 神庭信幸

「マリア十五玄義図が教えてくれたこと」

※先着80名様まで。

 9時30分から整理券を配布します。

 

 
開催期間2013 1 9日(水)~2 3 日(日)
開館時間9 30 分~16 30 分(入館は16 時まで)
休館日:月曜日・火曜日(平日・祝日にかかわらず)
観覧料:一般400 円/高校生・大学生300 円/小学生・中学生200
20 名以上の場合は団体観覧料が適用されます.70 歳以上の方・身体障害者手帳をお持ちの方は無料