企画展・特別展

戦場の「いのち」に寄り添う

開催期間:

赤十字150年展

ー戦場の「いのち」に寄り添うー

1863年、「戦場で傷ついた人を敵味方の区別なく救う」ため、赤十字の最初の機関として赤十字国際委員会(ICRC)が誕生しました。その8ヶ月後、同様の救援組織を平時から設ける必要性を見出し、のちに世界中に根を張ることになる赤十字社・赤新月社の創設が決定。翌年の1864年には、戦場で負傷したり、病気になった兵士の保護と支援を謳う国際的な取り決め「ジュネーブ条約」が採択されました。第二次世界大戦後には民間人の保護も加えた四つの条約に発展し、現在、世界で唯一、全ての国が加入している条約となっています。

戦闘に巻き込まれ命を失う人・・・

住まいを追われ散り散りになる一家・・・

戦うことを強いられる少年・少女・・・

混乱に乗じて性的屈辱を受ける女性たち・・・

戦闘と自然災害の二重の痛手を負い、

生活の場だけでなく生きる希望すら奪われる人々・・・

 

”赤十字150年展”では、ICRCが長年寄り添ってきたこれらの人々に焦点を当て、150年の軌跡を年代ごとに写真で振り返ります。

 

  

※画像をクリックしていただくと、チラシがダウンロードできます。

 

 

主催:       赤十字国際委員会 駐日事務所          

          京都大学総合博物館

共同キュレーション:ideel-lab&ハドラー・ローレン

展示空間デザイン: ideel-lab(フランツ・オリバー&小西啓睦)