イベント

学術映像博2009 特集トークイベント「四次元のかたちを見る」

実施日:

多面体や曲面の四次元版を知り、そのかたちを身のまわりで捜す。
解説つき映像上映と展示解説を行います。
まず、2次元の多角形や曲線、三次元の多面体や曲面を幾何学的に四次元空間で拡張して四次元の超多面体や超曲面を考え、それらの三次元空間への投影をCGアニメーションで見てみる。
そのあと、それらに似た三次元の自然界や人工界におけるさまざまな物体の四次元版を空想し、それらを思わせる具体例を身のまわりで捜す。
こうして見つかった四次元あるいはそれを超える高次元のかたちは、これからの科学や芸術の世界で大いに役立つと思われる。
 

日時

2009年11月22日(日) 14時00分~16時

スピーカー

宮崎興二氏 (京都大学名誉教授)

場所

京都大学総合博物館 2階企画展示室 上映スペース

宮崎興二氏 略歴

1940年(昭和15年)徳島市生まれ。1950年日本赤十字社特別社員。
1963年京都工芸繊維大学工芸学部建築工芸学科卒。
関西大学工学部助手、神戸大学教養部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授などを歴任して、現在は京都大学名誉教授。工学博士。
専門は建築形態学、高次元図形科学。編著書に「多面体と建築」「かたちと空間」「4次元グラフィクス」「高次元図形サイエンス」「建築のかたち百科」「かたちの謎解き物語」「かたちのパノラマ」「日本文化のかたち百科」など。