開催期間:
特別展 蝶に会える日
村田泰隆コレクション展
Vol.1 アゲハチョウの多様性
会期:2023年2月8日(水)~3月5日(日)
村田泰隆氏によって蒐集された蝶類を主とする昆虫コレクションが、京都大学総合博物館に寄贈されました。長年にわたり国内や世界各地から蒐集された1万7千点を超えるコレクションの中には、現存する標本が非常に少ない種や地域集団のものも多く含まれています。
当館は、今後数年間に渡り、このコレクションの一部を期間限定で展示公開することにいたしました。第1回目にあたる本展示では、大型の美しい種を多く含み、たくさんの人に愛されているアゲハチョウ類に焦点を当て、その進化の過程を辿りながら16箱約450頭の標本を紹介します。小さな展示ですが、蝶の色や模様の美しさに魅了されながら、そのかけがえのなさや進化の不思議を感じ取っていただければ幸いです。
●画像をクリックしていただくとPDFでご覧いただけます●
主催:京都大学総合博物館
協力:村田麻里子 上西太朗 近藤高明
展示構成
導入:アゲハチョウの進化
ウスバシロチョウ族 高山帯の蝶
ギフチョウ族 春の妖精
タイスアゲハ族 原始の姿
アオスジアゲハ族 多様な姿形
テングアゲハ族 皇帝
ジャコウアゲハ族 ① トリバネアゲハの仲間
ジャコウアゲハ族 ② 擬態される毒蝶
アゲハチョウ族 ① 擬態する無毒蝶
アゲハチョウ族 ② 食草の転換と地理的拡散
展示風景
展示場全景(仕切りより手前側)